ようやく、条件付きで飲食店でお酒の提供ができるようになりましたが、
まだまだお酒を提供して営業する飲食店は
思うように営業できない状況が続いています。
そのせいか、
「今はコロナだから風営許可が下りにくく
なっているんじゃないか?」
と考える方もいらっしゃるみたいです。
(世間話程度ですが、そんなお話を聞きました)
たしかに、時短を要請されてるし、
お酒の提供も制限されてるし、
そうなるとお酒が前提で、しかも接待を伴う社交飲食店ともなれば、
風営の許可が下りないんじゃないか‥
と不安になるお気持ちもわかる気がします。
ですが、そもそも営業許可というのは、
基本的には許可の条件を満たしていれば下りるし、
満たしていなければ下りない、というものです。
風営の許可でいえば、
これまでに風営法違反や一定の犯罪歴がないか、とか、
営業禁止の地域でないかどうか、とか、
風営法に定められている設備の要件を満たしているか、とか、
そうした、あらかじめ定められた許可の基準に対して
どうか、という部分しか審査しません。
「コロナ期間中は風営許可は出してはいけない」
なんていう法律でもあれば別ですが、
そんな法律もないのに、恣意的に許可しない、
なんていうことはないはずですのでご安心を。
深夜の酒類提供飲食店の届出についても、
今届出をしたからと言って、
じゃあ直ちに深夜も営業するのかと言ったら、
そういうわけでもないと思います。
「すぐに営業する」という方もいるでしょうし、
「要請が出てるうちは自粛するけど、開けたらすぐに
営業できるように手続きだけしておく」
という方もいらっしゃいます。
そのあたりは警察の方もわかってますし、
過大に不安になることはないかと思います。
ただ、それぐらい飲食業の方々はナーバスに
なっているということだと思います。
ご不安があれば、お気軽にご相談ください。